

TM
Chaguang Music
ALBUM

Vipassanâ_C5 • 528Hz
「ヴィパッサナー」はパーリ語で『今という瞬間の自分を心の目で観察する』という意味で、今ここに集中することを意識できるように作りました。このリフは変則Cチューニングを使い出して間もなく思いついたのですが、弾いていると、ネックの上下移動で指が痛くなってきます。そこで摩擦の少ないフラットワウンド弦を使うことにしました。このセットは3弦が太くなってしまうので、3、2、1はラウンドワウンド弦を使いました。コンビネーションは11・14・18・30・40・50で、リアPU.をシングルからハムバッカーに可変できるように改造した、ストラトST68-TXで弾きました。
Transmutation ~ Solution of a problem
G#4 •417Hz ~ F#5 •741Hz
この2曲は繋がっています。417Hzは今ある状況をポジティブなエネルギーに転換し、秩序をもたらします。そして次の741 Hzで、問題解決、洞察力の増加を図り、意識が強化され、自由になる。といった一連のストーリーです。これも制作時、計画したわけではなく「そうしたらいいだろう」という運びだったのです。Transmutationは、20年前の録音テープのリフから発展させたものです。うねりながら違うリフへと変容していきます。続く741 Hzは全くの新曲です。
Quantum Cognition_C#4 • 285Hz
この曲は前の2曲の流れを受け継いでいて、問題がなくなった後の多次元領域を知覚した意識の拡大と促進、飛躍的認識を意識しました。できれば3曲は順番に聴いていただくのが効果的です。コンセプトのページで書いた地球の波動、C#をもとにしています。前の2曲と同時期に作りました。ソルフェジオ周波数ではありませんが1オクターブ上の554Hzも含まれています。ギターは全編Ibanez Destroyer II DT-300という30年以上前に友人から頂いたギターを補修、整備して弾きました。今でもとてもいい音で鳴ってくれる一番長い付き合いの友人です。
The Gate Opens_D5• 588 Hz
この曲は”普通に静かな”ヒーリングの曲を作ろうとして一番最初に作り始めた曲だったと思います。メインは改造する前のストラトで、チャリンとした音はリップスティックピックアップ搭載のFernandesで弾きました。こういうタイプの曲は普通盛り上がらないで淡々と終わるものなのですが、なぜか中間で長いギターソロの掛け合い(交互に弾いているのではなく実は一発録り)があったり、最後に門が開く様をアーミングで表現したりしています。パラレルワールドやアセンション移行の波長合わせに使えないかと作ったものです。
Shine Flash_G4 • 396Hz
396Hzは、罪悪感・恐れ・トラウマからの解放。そして内面の知識の宝庫にアクセスを許すことで本当の記憶が蘇る・・・とあります。罪悪感や恐れは生きていく上で最も払拭したい事柄ではないでしょうか?Gの名曲が多数あるのも偶然ではないのかもしれません。イントロのリフだけ昔のテープから引っ張り出してきたものですが、他の部分や構成は新しく録り貯めたデモをもとに作りました。ミックスやアレンジでとても苦労した曲です。頭の中にあった雑音が最後には粉々に散っていき、何の問題もなかったことに気づいてもらえれば幸いです。
Flying Waves_D5 • 588 Hz
プロジェクトの一番最初に完成させた曲です。「あらゆる全てが波動である」ということを悟った直後に自然と選んだテーマでした。ソルフェジオ周波数に588Hzはありませんが、僕にとって基準であるD5の波動エネルギーを表現したものです。未完のデモにあったのは3分ぐらいまでで、その後ソロパートを付け足したのですが、最初から最後までアドリブで弾き切ったものです。かなり変わったアプローチになったのですが、どうしてこうなったのか分かりません。これは今後の楽曲の制作過程でも頻繁に起こることになります。
Turn around towards light_C5•528Hz
この曲は今回のプロジェクトで唯一「ある情景描写」を表現したものです。数年前、同級生が亡くなっていた事をネットで知り、友人のヒーラーに頼んで冥界にいる彼を光に返すまでを追ったものです。彼はあちこちに点在していたらしく波打ち際でちゃぽちゃぽしていたり、風になびいて揺れていたり・・・そして暗い所で光を背にして座っていた彼を光の方に振り向かせたところ「これだ、僕が求めていたのはこれなんだ!」と叫んで、躊躇なく「光」に飛び込んでいった。という物語のような話が、あるデモテープと見事に重なっていたのです。1分30秒までがデモにあったもの、後はストーリーに寄せて作り足していきました。
Other World_C5 • 528Hz
2017年に入って間もなく着手した曲でした。当時、認知症だった母の介護を自宅でしていた時に作った新曲です。どうしても死へのストーリーが止まらない母を毎日見つめる中でやるせない気持ちと、苛立ちでいっぱいになった時に、この曲が僕を癒してくれました。ギターはソリッドエレアコのESP LTD TL-6を使用。マイクとラインの2種類をブレンドして録音しました。よくある下降進行タイプの曲なのですが、繰り返しの回数や曲の展開の仕方が全く予想できないような形になりました。
Rocket in a Bubble_C5 • 528Hz
ほとんど完成していた古いデモテープが下敷きですが、間奏とエンディングの部分を付け足しました。528HzのDNA修復プロセスは、 生命エネルギー、心、意識の明瞭さ、目覚めまたは活性化を助け、最高の目的のために動作するようにあなたの想像力、意思と直感を活性化さる・・・・光の泡の中をロケットに乗って全てを洗い流すようなイメージで作りました。普通4回繰り返すところを6回にしたり、一回で終わるところを3回やってみたりと、シンプルで短い曲ですが要所要所に、良〜く洗浄するためのトリックがあります。
SINGLE
Transmutation ~ Solution of a problem(Silent Ver.)
G#4 •417Hz ~ F#5 •741Hz
Healing Rock Creation vol.1に収めたロックヴァージョンの裏には、実はドローンのような(ほとんど聞こえませんが)うねりのあるシンセが鳴っていました。それを元に、テンポを下げて若干の曲の短縮をして整理したのがこのサイレントヴァージョンです。後半のパーカッションが入るところもロックヴァージョンとは違っています。かなり制作に時間をかけてしまいましたが、満足のいく出来になりました。
Go Rowing ~Alone into seafoam green~
3、4年寝かせたままで手付かずだった曲を録音し直しました。元になったのは2007年に録ったギターリフのスケッチです。僕の部屋のドアに飾っていたN.C.ワイエス(Newell Convers Wyeth)の絵をヒントに、大海原に一人で(しかも楽天的に)漕ぎ出していく僕の信条と今まさにピッタリだと思う様になりました。その瞬間、やっと曲のコンセプトに着水出来ました。もちろん辿り着く先は楽園になります。
Leaving A Space Between Music_F5 • 698Hz
「音楽の"間"に"宇宙"を残すこと」Healing Rock Creationプロジェクトに取り掛かる以前、変則Cチューニングを思いついた直後に産まれた曲です。イントロなどのアイデアがあっただけで、リズムガイドのクリック音を頼りに最初から最後までアドリブで一気に弾き切った奇跡の録音トラックをもとにしています。つまり事前に計画したり組み立てたりしない完全なリアクションモードで曲が一発でほぼ完成品として出てきたということです。F5 • 698Hzはソルフェジオ周波数にはありませんが、個人的に記念すべき体験となりました。ベースが中々はまらず、完成までに3年かかりました。間奏のベースソロの部分は” If Paradise Is Half As Nice”の一節を演奏しています。